なぜ、書道を学ぶことがいいの?

日本語を学ぶ外国人や日本に観光や出張で来る多くの外国人は驚きます。「日本語は、世界の言語の中でも習得難易度はトップクラスだ!」と。
もちろん、世界中のどの言語も母国語以外を学ぶときは、困難を感じるものです。それでも日本語習得の難易度が高いとわれる理由は、日本語には、3 種類の文字があるということが一番に挙げられるでしょう。
「ひらがな」、「カタカナ」、「漢字」この3 種の見た目の異なる文字の組み合わせで構成させるため、書くことにおいて特に難しいといわれます。

日本語の文法は、丁寧語などを除けば、易しいため、喋ることは、比較的簡単にできます。ですが、書いたり、文章を作成したりするときに日本語の難しさが分かるといわれています。
3 種の文字表現に加えて、更に難易度をあげてしまっているのが、覚えるのに苦労をする「漢字」です。日本の高校を卒業するまでに教科書に出てくる漢字だけでも1,945 字あるため、それらの文字を書き方も含めて覚えなければならないのです。
日本語の「漢字」は、中国語から由来していますが、現在では、中国語の漢字の書き方とも異なり、読み方も全く違います。日本の漢字は、音読み、訓読みという2 つまたはそれ以上に複数の読み方をすることも特徴です。

ここまで読んだあなたは、日本語に興味があっても、習得することはやっぱり困難かもしれない…と落ち込んでしまったかもしれませんね。
安心してください!
みなさんが困難だと感じていることを解消するために書道JAPAN が立ち上がりました!難しいといわれる一方で、日本語の表現力の多さと文字の美しさは、「書道」というかたちで芸術ともされ、世界中で評価されています。
日本語を学びはじめた方は、「日本語の文字は、とても美しい!」
「漢字には、文字のひとつひとつに意味があって興味深い!」と、その魅力の多さに夢中になる方も大変多くいらっしゃいます。

その魅力を一番に感じながら、日本語を学ぶ助けになるのが「書道JAPAN」です。

「勉強している日本語を美しく書けるようになりたい!」
「日本のアニメや漫画を翻訳なしで読めたらいいな!」
「漢字の書き方、書き順が難しくて、勉強を途中でやめちゃった!」
「日本の文字に興味が湧いたけれど、どうやって学べばいいのか知りたい!」
「もう少し日本語を理解して、日本観光を楽しみたい!」
「日本には簡単に行けないけれど、書道をやってみたい!」
そんなみなさんの声に「書道JAPAN」は応えます!

日本語がほとんど話せない、英語でしか質問できない方が英語の説明で書道を学べます!

講師は、日本人ですが、英語が理解でき、英会話も可能です。専門のアメリカ人翻訳スタッフもおり、Skype 講義、添削の説明書き、動画講義は、全て英語での説明です。日本語が全く分からなくても始められます!
Skype 講義では、より日本語学習の場にしたいために、日本語での講義を希望する場合にも、もちろん対応可能です。
受講者の日本語レベルに合わせて、英語と日本語を取り入れます。

今の日本の文化も学べます!

書道というと昔ながらの古典文化というイメージも強いですが、書道JAPAN では、正しい書道の書き方を基本とした上で、 現代の日本文化や多く利用される日本語などを学べるオリジナルの課題やカリキュラムによって、 今の日本の流行も知ることができ、その上、楽しく書道を学べます。
もし、あなたが日本へ旅行に来ても、読めて、理解ができる言葉や看板があることで、よりあなたの旅を充実させ、楽しむことができるでしょう!
好きな日本のアニメのセリフやJapanese pop-music の歌詞の一部を自分で書いてみたい!といったご希望も叶えます。

書道には、メディテーション効果があり、集中力と忍耐力を高めることにも役立ちます!

書道は、「半紙」とよばれる真っ白な和紙に「墨」という黒いインクで、「筆」を使って、黒い模様を次々と生み、広げていくという作業です。白と黒というシンプルな色の表現で行いますが、大変に奥が深いものです。
半紙全体における文字のバランス、文字自体のバランス、筆先の動かし方など、さまざまな点に注意をしながら行うため、物事の全体を見ながら、1点に集中するというビジネスにも通用しそうな高い集中力を養うことができるでしょう。また、とても心地よい緊張感で作業をするため、作品を1つ書き終えた後の達成感も味わうことができます。
一度書いたもので満足することは、なかなかありません。何度も何度も練習を重ねることで、自分も納得できる作品が出来上がるため、一度の失敗でくじけない忍耐力も養うことができるでしょう。更に、書くことに集中している間は、余計なことを考えることから遠ざかり、まるで瞑想をしているのと同じような気持ちを感じることでしょう。
日本の仏教において、経典である「お経」を読めば功徳を積むことができ、筆で書き写す「写経」を行うことでさらに功徳があるといわれています。もともと「写経」は、僧侶の修行のひとつでもありましたが、現在では、心を清めるためや願いを込めて写経したものをお寺に納めて願望成就の祈願をするために日本のお寺などで行うこともできます。
また「筆跡診断」といったものもあります。どのように文字を書くかで、書き手の性格を診断したり、運勢を見たりするものです。
このように、日本では文字を書くということは、心を映し出したり、書き手の人柄まで表したりするものでもあるのです。

日本語学習を楽しく学ぶ助けになります!

日本語学習をしている方が困難だと思うことのひとつに「漢字の書き順」があります。文字の形がなんとなく分かっても、どこから書き始めてどのような順番で書いたらよいのか混乱してしまいます。
書道を学ぶことで1つの文字を丁寧に書き、書き順には、筆の運びに意味があることを理解することができます。
そして、あなたが作品を書き終えるころには、腕と手を通じて、体が自然に困難だった書き順を難なく覚えていることでしょう。

最短3年で書道師範免許が取得できます!

本格的に書道を始めると、向上することが楽しくなります。向上していくと、自分がどのレベルなのかを知るために検定試験を受けられます。日本国内はもちろん、日本国外に住んでいる方も書道JAPAN を通じて創立60 年以上の「代々木文化学園文化書道講座」(文化書道会)による検定を受験し、級、段といった日本の履歴書にも書ける書道の資格を取得することができます。この検定試験を受けていくことで、書道師範免許の取得を目指すこともできます。師範免許というのは、書道を人に教えることができる先生としての免許状をもらえるということです。
せっかく学んだ書道を人に教えたい!
海外で日本語教師をされていて、授業に書道を取り入れたい!
という方も目指せば、最短3年で師範免許が取得できます。

書道JAPAN 講師 蒼泉も文化書道会認定の師範免許状を取得しています。
文化書道会は、初代会長 西脇呉石先生の書風によって1949 年に設立されました。西脇呉石先生は、明治の三筆であり、日本の書法を作り上げた日本近代書道の父とも評される「日下部鳴鶴(Meikaku Kusakabe)」に学びを受けた先生です。1918 年、西脇呉石先生は、日本の文部省の委嘱を受けて、文部省国定教科書の「文部省書き方手本」を書き、その後1950 年代まで、日本全国の学校で西脇呉石先生のお手本を用いて、全国の生徒たちは、書道を学びました。
西脇呉石先生の書は、芸術性と実用性を兼ね備えた、整った美しさと気品のある書風で日本を代表する書道として長く後世に伝えられられています。(文化書道会HP 参照)
このように書家として、日本の教育界に大きく貢献した先生の書風が書道JAPAN の基礎となっています。現在、日本には多くの書道会が存在し、素晴らしい先生方がいらっしゃいますが、中でも文化書道会は、基本を学ぶ書道会としては、とてもオススメです。

代々木文化学園文化書道会
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